ABLOY
1.ABLOYとは?
2.ABLOYの歴史
ABLOY LOCKは110年前のもので、フィンランドの最も重要な発明の1つと考えられています。
ロックとその発明者であるエミル・ヘンリクソンには、世界をより安全で安全な場所にするという使命を胸に波乱に富んだ歴史があります。ABLOYの物語は1907年に始まりました。
ヘルシンキの若い精密機械工であるエミル・ヘンリクソンが、レジシリンダー内の拘束ディスクを回転させる原理がロックにも適用できることに気づいたときです。
この発明は1919年にヘンリクソンのパテントロックという名前で特許を取得しました。
ロックを工業的に生産するため、アブラスファブリケン-ルッコテダスオイがヘルシンキに設立されました。
会社名は後にAb Lukko Oyに短縮されました。会社名から派生した商標ABLOYは同時に登録されました。
1921年、ヘンリクソンは自分の発明の権利を売却し、芸術に対する情熱に没頭することにしました。
その後まもなく、ABLOY LOCKの特許権および生産権と商標がKone-ja Siltarakennus Oyに譲渡されました。
1935年、ABLOYはWärtsiläの一部となり、会社の錠の新しいマーケティングおよび販売チャネルを開きました。
回転ディスクシリンダーメカニズムにより、ABLOY LOCKのピッキングは非常に困難になりました。
また、マスターキーイングの追加の利点により、ユーザーは1つのキーのみを使用して多くのロックを開くことができました。ロックはすぐに商業的に成功しました。
1935–1945年、戦時中は工場の労働力が枯渇し、フィンランドの産業は他の製品とともに軍需品を生産しました。
ABLOYの親グループWärtsiläもこの時期に手榴弾を製造しました。
1950〜1960年代にはロックの信頼性が高く安全なメカニズムにより、ABLOYはヨーロッパで数々の賞を受賞し、世界中で錠前屋を獲得しました。それ以来、ABLOY LOCKは大英博物館の宝物を含む多くの宝物を保護し続けてきました。
1968年、ABLOY LOCKの世界的な販売は急速に増加しました。
高まる需要に対応するため、ヨエンスに新しいロック工場が開設されました。
1978年、最初のABLOY電気錠は、1978年にフィンランド銀行の印刷業向けに開発されました。
その後数十年で、電気機械式錠の開発は大きく進歩しました。
1994年、同社はスウェーデンの主要競合企業であるASSAと合併し、ASSA ABLOYを設立しました。
新会社では、ABLOYは回転式拘束ディスクシリンダー技術に基づいた電気機械式ロックケースおよびシリンダーの卓越した中心となりました。
2017年、ミレニアル世代の最初の10年間およびその後、ABLOYは一貫してフィンランドの主要ブランドに選ばれました。
たとえば、2016年には、フィンランドで最も価値のあるデザインブランドに選ばれました。
今日、ABLOYはスマートロックの先駆者であり、デジタル時代のセキュリティの課題に取り組む準備ができています。
3.機械的構造と電子認証の二重照合により、高レベルセキュリティを実現
セキュリティ構築の発想が違う。セキュリティレベルが違う。
機械的構造とIC照合の融合 キー・シリンダー「ABLOY PROTEC2」
ABLOY独自のメカニズムを受け継ぎながら、機械的照合とICデータの二重照合を実現。
シリンダー側の電気配線やネットワーク配線が不要なうえに、既存シリンダーからの交換も容易です。
あくなきセキュリティを追求した独自機構
4.世界のどこからでも遠隔管理が可能
管理ソフトウェア「CLIQ WEB MANAGER」
ABLOY CLIQソリューションは、CLIQ WEB MANAGERで設備や施設の施錠・解錠を離れた場所から遠隔管理できます。
クライアントPCの設定画面から「決められたカギを決められたシリンダーだけ」のアクセス権設定や、決められたエリアのカギをグルーピング。
さらに、アクセスプロファイルを作成することでいろいろなアクセス管理を行うことができます。
また、誰がいつどこのシリンダーにカギを差し込んだか、不正アクセスされていないかなどの情報も収集できます。
これらのカギのアクセス監視と使用履歴情報の収集は、場所を選ばずどこからでも行うことができます。